元日本代表でサッカー解説者の永島昭浩が明かした少年時代の香川真司のエピソード。
永島の長男が小学校時代のこと、当時サッカーをやっていた長男のチームメイトが近所の公園でサッカーをやっていた。そこに3歳か4歳年長の中学生ぐらいの少年がいて、少年たちをまとめて、サッカーを教えてくれていた。
その少年は年長でもあったが、それ以上にテクニックがあり、ゴールキーパーまで難なくかわしてしまうほどだったが、かならず最後には低学年の子どもたちにパスし、シュートを打たせ、サッカーの楽しさを教えていた。子どもたちは、すっかりサッカーが好きになり、「絶対Jリーガーになろう」と思ったとのこと。
それから数年がたち、ある時、そのチームメイトたちが中学生くらいになって、Jリーグの試合を見て、「あっ、お兄ちゃんだ」「(サッカーを)教えてくれたお兄ちゃんだ」とその少年を見つけた。その選手がなんと香川真司だった。
エピソードを明かした永島は「チームメイトの友達は、(香川に)教えて貰ったから今も頑張ってサッカーやってるんですけど、残念なことにうちの息子は真司に教えて貰っていないので・・・(サッカーをやめてしまった)」とオチをつけた。