クリスティアーノ・ロナウド、キャリアの転機は親友からのプレゼントボール

クリスティアーノ・ロナウド
クリスティアーノ・ロナウドは、ポルトガル領マデイラ諸島で生まれ、6歳のときに地元のクラブ『CFアンドリーニャ』に入団し、キャリアをスタートさせた。その後、10歳のときに『CDナシオナル』に移った。

ある日、CDナシオナルにスポルティング・リスボンの関係者が試合の視察に訪れ、「より多くのゴールを決めた選手がうちの下部組織に入れる」と話した。試合が始まり、ロナウドが1点目を決め、アウベルトという選手が2点目を決めた。試合が進み、アウベルトがGKと一対一になり、ロナウドはそのすぐそばを走っていた。するとアウベルトはロナウドにパスを送り、そのままロナウドが3点目を決め、試合は3-0で終了した。試合後、ロナウドはアウベルトに「どうして僕にパスを出したんだい?」と聞くと、アウベルトは「お前が俺よりもうまいからさ」と答えたという。

ロナウドは、その後スポルティング・リスボンのユースチームに移籍、トップチームにも昇格し、プロデビュー。マンチェスター・ユナイテッド、レアルマドリードとキャリアを重ね、バロンドールを獲得するなど世界を代表するサッカー選手になった。しかし、ロナウドが自らのキャリアを振り返って、最大の転機は、親友からのラストパスだそうだ。

アウベルトは、その試合の後サッカーを諦め、普通の仕事についたが、ロナウドは彼に家と車をプレゼントしたとのこと。

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