香川真司、レアルマドリード移籍の噂の真相

2010年7月にJ1セレッソ大阪からドイツ・ブンデスリーガ、ドルトムントに移籍した日本代表、香川真司は、2010-11シーズンのリーグ優勝、2011-12シーズンはリーグ、DFBポカールの国内2冠に貢献した。2012年夏の移籍市場では、香川の移籍先としてさまざまなチーム名が上がっていた。その中にはリーガ・エスパニョーラの名門レアルマドリードの名前もあったが、実際オファーが届いたかどうかなど真偽は不明であり、単なる噂と思われていた。結局、香川はイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドに移籍することになる。

2013年冬、チェルシーの監督ジョゼ・モウリーニョがあるインタビューで、レアルマドリードの監督時代、香川の獲得に動いていたことを明かした。モウリーニョ自身が直接、香川にコンタクトをとり、「ぜひレアル・マドリーに来てほしい。このチームで一緒にプレーしないか」と誘った。ただ当時、レアルマドリードのトップ下にはドイツ代表のメスト・エジルが君臨しており、香川にレギュラーを保証できる状態ではなかった。モウリーニョがそのことを正直に香川に伝えた。結果、香川はレアルマドリードではなく、マンチェスター・ユナイテッドを選んだ。

タイトルとURLをコピーしました