母国の内戦を停戦させたディディエ・ドログバ

コートジボワール代表のディディエ・ドログバは2005年10月、2006年ワールドカップドイツ大会の本大会進出を決めたスーダン戦の後、更衣室で生中継のテレビカメラに向かって、選手一同とひざまずき、「コートジボワールの皆さん、北部出身の、南部出身の、中部の、そして西部出身の皆さん。私たちはこうやってひざまづき皆さんに懇願します。許しあってください。コートジボアールほどの偉大な国がいつまでも混乱してるわけにはいけません。武器を置いて選挙を実施してください。そうすれば全てがよくなります」と訴えた。ドログバの真摯な姿勢と言葉がコートジボワールの国民の心に響き、1週間以内で戦闘が止まり停戦につながったとのこと。

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