ロバート・デ・ニーロの役作り 『ゴッドファーザー PART II』編

映画『ゴッドファーザー PART II』のヴィトー・コルレオーネ役は、当初、前作でも同役を演じたマーロン・ブランドで構想されていたが、ブランドが出演を拒否したため、当時無名だったロバート・デ・ニーロが抜擢された。フランシス・コッポラ監督は前作でソニー・コルレオーネ役のオーディションを受けていたデ・ニーロの演技を覚えており、マーティン・スコセッシ監督作品『ミーン・ストリート』のデ・ニーロを見て、起用を決めた。

デ・ニーロは、ヴィトーのシチリア訛りイタリア語をマスターするため、実際に数ヶ月間シチリア島で暮らした。また、前作のマーロン・ブランドと印象を同じくするため、彼のしゃがれ声を完璧に模写した。

デ・ニーロの演技は、好評化を得て、アカデミー助演男優賞を受賞し、デ・ニーロも有名俳優の仲間入りをした。

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