堤真一、寡黙なイメージをぶち壊す

堤真一は、フジテレビドラマ『ピュア』(1996年)で寡黙な記者・沢渡徹を演じた。台本が『…』でうめつくされるような、ほとんど笑顔を見せることもないシリアスな役柄だった。

ドラマの番組宣伝でワイドショーのインタビューが行われた。徹が育った孤児院で行われたのだが、主演の和久井映見がインタビューを受けている間、堤はそこにあった三輪車にまたがって走り回るという暴挙に出た。ひょうきんな素の部分をさらけ出すことで、ドラマの中の寡黙なイメージをぶち壊してしまった。

ちなみに撮影のリハ中に和久井にプロレス技をかけるなど、役柄とは真逆の振る舞いだったらしい。

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